VB.NET ログインフォームの作成

PCのデータを他の業者や部下などには、あまり見て欲しくないこともあります。そのような場合にログインページを設置すると 便利です。


WebサーバーにID,PWを保存する場合

対象読者
作成者の私が初心者ですので、入門者または初心者を対象にしています。 中級者、上級者は対象外です。ご了承ください。


仕様
1.Visual Studioの標準テンプレートのログインフォームを利用します。このログインフォームはデザインも綺麗だし、 「PasswordChar」も設定無しで大丈夫です。またキャプスロックが「ON]になっていると警告してくれるし、至れり尽せりです。

2.ログインフォームにIDとパスワードを入力して「OK」をクリックすると、IDとパスワードが合っていればログイン します。

3.IDとパスワードを入力してCheckBoxにチェックを入れて、「OK」をクリックすると次回からは自動でログインします。

4.IDとパスワードなどの情報の保存は、My.SettingやID、パスワード等別々に保存する方法がありますが今回はCSV形式で保存する 方法にしてみました。(但しCSV形式の場合、入力文字の中にカンマがあると問題が生じますので対策が必要です)



ログインフォームの追加
「新しいプロジェクト」→「Windows フォーム アプリケーション」→「OK」→「メニューバー」→ 「プロジェクト」→「新しいい項目の追加」テンプレートの一覧が表示されます、したの方に移動すると 画像のように「ログイン フォーム」がありますので選択をして「追加」します。





デザイナー画面にログインフォームの画像が現れます。綺麗ですね~




デザイナー画面のログインフォームにCheckBoxコントロールを貼り付けましょう。 各コントロールのTextプロパティを下記のように変更しましょう。
コントロール名Textプロパティ
UsernameLabelID
PasswordLabelPW
UsernameTextBox無記名
PasswordTextBox無記名
CheckBox1次回からのログインを省略

 

私は下の画像のようにデザインしました。

 

Form1もデザインしましょう。コントロールは2つだけです。
コントロール名Textプロパティ
Label1ログインしました。
Button1ログアウト

 

地味ですね~

 

シャットダウンモードの設定
「メニューバー」→「プロジェクト」→「~のプロパティ」→「アプリケーション」タブ→「シャットダウンモード」を「最後のフォームが閉じるとき」 に設定

 

スタートアップフォームの設定
上記の「アプリケーション」タブで「スタートアップフォーム」→「LoginForm1」に設定

 


各種の設定が終了しました。次は、プログラムの作成です。





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