NCプログラムの作成は簡単

NCプログラムとPCプログラム
機械を動かすプログラム、NCプログラムとコンピューターを動かすプログラムでは「ケーブ
ルカーを使って高尾山に登る」のと「エベレスト山に単独登頂」するのと、同じくらいの難易
度の差がある。NCプログラムの場合は2、3日、機械に付属している本を読みながら、機械
を動かしてみれば大体覚えることが出来る。一方コンピューターを動かすには、そう簡単で
はない、まずコンピューターを動かすには、プログラムの中で定数などは殆ど使わない、数
値は全部変数で宣言する、しかも変数でも型があって、何型の変数なのかも宣言する必要
がある、これは氷山の一角にすぎない。まだまだいろいろと難関がある、VBでも一日中パ
ソコンに向かって学習して2、3ヶ月ぐらいかけないと、さくさくとコードを書けるようにならな
い。ま〜それくらいNCプログラムは簡単だということだ。


NCプログラムを学習するのに学校?
NCプロぐうラムを学習するために、よくメーカーの主催するセミナーや、学校に行かせるよ
うな会社がよく見受けられる。こんな会社は、上層部の人間が、「我々は、現場のことは全
く無関心だ」と言っているようなものだ。非常に恥ずかしい話だ、でもそれが現実だったりす
る。そもそも、「NCプログラム」なるものは、上記に示したように非常に簡単なものだ、それ
でも、全く機械加工の経験の無い者にとっては、”プログラム”という言葉に騙されて、「さぞ
かし難しいものなんだろう」と思い込んでしまうのだろう。

1.「NCプログラム」は「プログラム」と書かれているが、「プログラム」とは名ばかりでプログラ
 ムではない、Web表現のHtmlみたいなもと考えればよい。もっと単純。

2.「NCプログラム」の場合はただ単に、図面に書かれた寸法を入力すればいいだけ、機械
 側にノーズR補正機能があれば尚簡単(現在発売されている機種では殆どノーズR補正
 の機能は標準で搭載している)

3.実際に機械について自分が入力したデータがどのような動きをするのか、自分の五感を
 働かせて、試行錯誤しなければ学習スピードは上がらない。

4.機械購入時に付属されている教本を少し読めば十分、付属の教本はその機械に特化さ
 れて書かれているので、他のどんな教本よりも強力だ。

5.実機に責任をもって担当して「冷や汗を」をかきながら、本ちゃんで加工した時に始めて
 脳が働く。この経験がなけれれば単なるアルバイトと同じだ。

6.セミナーや学校は、とにかく料金がバカにならない、そんな大金があるならボーナスに上
 乗せするとか、新しい工具を買うとかもっとお金を有効に活用するべきだ。さらにセミナー
 や学校に行っている間はその人はなにも稼がない、無利益状態だ、だれがその埋め合わ
 せをするのだろう、社長の給料を減らす、役員の給料を減らす、社員のボーナスを減らす
 または「打ちでの小槌をならす」。

7.セミナーや学校に行く必要がない理由は、まだまだ山ほどあるがもうこのへんで終了。
 
NCプログラム作成事例